BL4040、BL1860B、BL1830Bの違いを徹底比較!どれを選ぶべき?
バッテリー | 容量 (Ah) | 電圧 (V) | 重さ | サイズ | 使用可能機器 | 作業時間 (目安) |
---|---|---|---|---|---|---|
BL4040 | 4.0Ah | 40V | 約800g | 大きい | 40V専用機器 | 長時間作業向け |
BL1860B | 6.0Ah | 18V | 約650g | 中サイズ | 18V専用機器 | 長時間作業向け |
BL1830B | 3.0Ah | 18V | 約450g | 小さい | 18V専用機器 | 短時間作業向け |
電圧の違い:BL4040は40V機器専用、BL1860とBL1830は18V機器専用(互換性なし)
容量の違い:BL1860(6.0Ah) > BL4040(4.0Ah) > BL1830(3.0Ah)
重さの違い:BL4040(800g) > BL1860(650g) > BL1830(450g)
BL4040は、40Vの高電圧により、草刈り機、チェーンソー、ブロワーのような高負荷の作業に対応しています。ガソリン機器を電動化するための必須アイテムといえます。
BL4040は4.0Ahの容量があり、40V機器専用のため、より効率的な作業が可能です。18V機器の6.0Ahバッテリーよりは容量が少ないですが、40Vのパワーが出せるので、より短時間で作業を終えられる場合も多いです。
BL4040は、耐水性・防塵性の高い設計になっており、雨天時や土ぼこりが多い農作業や林業の環境でも安心して使用できます。
40Vバッテリーは、従来のガソリン機を電動化するための技術です。チェーンソーや草刈り機などの機器が静音化、メンテナンス不要、排ガスゼロになるメリットがあります。
価格が高い(10,000円〜15,000円)
重量が重い(800g)
40V専用機器にしか使えない
BL1860は18Vバッテリーの中で最高クラスの6.0Ahの容量を持つため、1回の充電で長時間の作業が可能です。電動ドリル、インパクトドライバー、丸ノコなどの工具を長時間連続して使いたい場合に最適です。
Makitaの18V対応機器は種類が豊富で、草刈り機、インパクトドライバー、丸ノコなど、非常に多くの製品に使用できます。特に、DIYや日常的な軽作業では非常に便利です。
BL1860は650gの重さで、BL4040よりは軽いですが、容量は6.0Ahと大容量なので長時間の作業が可能です。取り回しが必要な作業では、BL4040よりも作業のしやすさが向上します。
40V機器には使用できない
BL1830よりも重い(650g)
価格が高い(7,000円〜9,000円)
BL1830は450gの軽さと小型設計が特徴で、電動ドリル、コードレスドライバーなど細かい作業や軽作業で扱いやすいです。女性や高齢者でも使いやすいのが魅力です。
BL1830は、BL1860やBL4040に比べて**価格が手頃(5,000円〜7,000円)**なので、コストを抑えたい人に最適な選択肢です。
BL1830も、Makitaの18V対応機器に使用可能です。ただし、作業時間が短いため、長時間の作業には不向きです。
作業時間が短い(3.0Ahなので短時間作業向け)
高負荷作業には不向き
BL1860やBL4040のようなハードな作業には対応しない
作業の種類 | BL4040 | BL1860 | BL1830 |
---|---|---|---|
草刈り機・チェーンソー | ◎(高パワー必須) | △(低負荷機器には可) | ×(パワー不足) |
電動ドライバー作業 | ×(40V機器には不要) | ◎(DIYにも最適) | ○(短時間のDIY作業に最適) |
長時間作業 | ◎(高容量&高出力) | ◎(6.0Ahで長時間対応) | ×(3.0Ahで短時間向け) |
軽作業(剪定作業など) | △(重さが負担) | ◎(作業しやすい) | ◎(軽量で作業がラク) |
価格 | ×(高い) | △(高いがコスパ良し) | ◎(最も安い) |
草刈り機、チェーンソー → BL4040
DIY、電動ドリル、長時間作業 → BL1860
短時間のDIY、軽作業 → BL1830
使えません。40V機器専用のため、18V機器では動作しません。
ハードな作業を行う農家や造園業の人 → BL4040
DIYを趣味でやる人、頻繁に作業する人 → BL1860
安価でとりあえず始めたい人 → BL1830
用途ごとに、BL4040、BL1860、BL1830のどれを選ぶべきかを具体的に解説します。
最適なバッテリー:BL4040
理由:草刈り機やチェーンソー、ブロワーは高負荷の作業が多く、40V機器専用のバッテリーが必要です。BL4040はパワーが強く、ガソリン機の代替が可能なため、プロの農家や造園業の人にも最適です。
BL1860やBL1830は使えないのか?
→ 一部の小型草刈り機(18V機器)には使えますが、パワーが足りません。
最適なバッテリー:BL1860
理由:DIYでは、インパクトドライバーや丸ノコなどの18V機器が使われることがほとんど。BL1860の6.0Ahの大容量があれば、長時間の作業でもバッテリー切れの心配が少ないため、DIY作業の中断を減らせます。
BL1830は使えないのか?
→ BL1830でも使えますが、3.0Ahだと作業中に充電が必要になる可能性が高いため、効率的な作業が難しくなります。
最適なバッテリー:BL1860 or BL1830
理由:剪定作業は軽い工具を持ち続ける作業が多いため、軽量で取り回しの良いバッテリーが望ましいです。
BL1860:6.0Ahの容量があり、1回の充電で長時間作業が可能。特に1日がかりの剪定作業には最適です。
BL1830:3.0Ahのため、作業時間は短いですが、軽さ(450g)が魅力。短時間の剪定作業にはぴったりです。
最適なバッテリー:BL1830
理由:DIYや家庭用の軽作業ではBL1830が最適です。インパクトドライバーや電動ドライバーでのちょっとした作業や短時間作業であれば、BL1830の3.0Ahで十分です。軽量コンパクトな設計で、持ち運びや高所作業がラクになります。
BL1860は使えないのか?
→ 使えますが、重さが気になる可能性があります。高所作業(脚立を使った作業)では軽量のBL1830が優勢です。
最適なバッテリー:BL1860
理由:丸ノコやハンマードリルなどの高負荷作業では、6.0AhのBL1860が最適です。BL1860は18V機器の中で最高クラスの容量を持つため、連続稼働が可能です。
BL4040は使えないのか?
→ 使えません。BL4040は40V専用機器のみ対応です。
最適なバッテリー:BL4040
理由:業務用の造園作業や農業作業では、連続稼働が必須です。BL4040は40Vの高出力でパワーを維持し続けるため、チェーンソーや草刈り機が1日中動かせるのが強みです。
バッテリー | 価格帯(目安) | 容量 (Ah) | 電圧 (V) | 重さ |
---|---|---|---|---|
BL4040 | 10,000円〜15,000円 | 4.0Ah | 40V | 約800g |
BL1860 | 7,000円〜9,000円 | 6.0Ah | 18V | 約650g |
BL1830 | 5,000円〜7,000円 | 3.0Ah | 18V | 約450g |
BL4040は最も高価ですが、40Vの強力な出力を得られます。
BL1860はコスパが良いバッテリー。DIYにもプロ用途にも使え、汎用性が高いです。
BL1830は最も安価で、DIYや短時間作業には十分な性能です。
作業内容 | BL4040 | BL1860 | BL1830 |
---|---|---|---|
草刈り機・チェーンソー | ◎(高負荷に最適) | △(18V機器は可) | ×(非対応) |
DIY(木工・ネジ締め) | ×(不適切) | ◎(最適) | ○(短時間ならOK) |
高負荷作業(連続稼働) | ◎(最適) | △(短時間OK) | ×(不向き) |
軽作業(剪定作業) | △(重い) | ◎(最適) | ◎(軽いので最適) |
価格 | ×(高い) | △(やや高い) | ◎(安い) |
重さ | ×(800gで重い) | △(650g) | ◎(軽い450g) |
BL4040は、農業、造園業、プロ向けの草刈り機やチェーンソー作業に最適なハイパフォーマンスバッテリー。
BL1860は、DIY、木工作業、長時間の作業に最適なバッテリーで、DIYユーザーのベストチョイスです。
BL1830は、コストを抑えたいDIYユーザーに最適な軽量コンパクトなバッテリーです。
選び方のポイントは、作業の種類と頻度、求めるパワーや作業時間の長さです。
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長時間作業にはBL1860
軽さとコスパならBL1830
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