草刈り作業中に「カツン!」という音がして、冷や汗をかいたことはありませんか?
駐車してある車への飛び石。 自宅やビニールハウスのガラス破損。 通行人への接触リスク。
チップソーやナイロンコードを使っている限り、この「飛散事故」のリスクは常にゼロにはなりません。
特に、駐車場管理や建物のキワ、ソーラーパネル下の除草において、回転刃を使うのはもはや「ギャンブル」に近い行為です。
そんな「絶対に石を飛ばしてはいけない現場」を持つあなたのための最終兵器が、マキタの40Vmaxスプリット「MUX01GRMM」と、グランドトリマアタッチメント「A-76146」の組み合わせです。
「草を刈る」のではなく「草を剪定する」という発想で、事故リスクを限りなくゼロにする。 そんなニッチですが最強のツールの実力を、現場目線でレビューします。
なぜ「MUX01GRMM」と「A-76146」の組み合わせなのか
グランドトリマ(A-76146)は、いわば「地面を這わせる巨大なバリカン」です。 回転する刃ではなく、上下の刃が往復して草を切断します。
この構造ゆえに、実は「パワー(トルク)」が必要です。
40Vmaxのトルクがないと、グランドトリマは噛み込む
18Vのスプリットモーターでもこのアタッチメントは動きます。しかし、密集した草や少し太い茎を挟んだ瞬間、パワー不足で「ガチン」と刃がロックして止まることがあります。
これが最大のストレスです。 止まるたびに刃を逆回転させたり、草を取り除く手間が発生します。
MUX01GRMM(40Vmax)の圧倒的なトルクがあって初めて、グランドトリマは「止まらずに」ジョキジョキと進み続けることができます。 バリカン式こそ、ハイパワーなモーターが必要なのです。
ループハンドルとの相性が抜群
MUX01GRMMはループハンドル仕様です。 グランドトリマは地面を滑らせるように操作するため、Uハンドルよりも、角度を自由に変えられるループハンドルの方が圧倒的に操作性が高いです。 法面(のりめん)や障害物の周りも、手首の返しで自在にアプローチできます。
グランドトリマ「A-76146」が活躍する3つの「局地戦」
このアタッチメントは、広い平地を高速で刈るのには向きません。チップソーの方が早いです。 しかし、以下の3つのシチュエーションにおいては、チップソーを圧倒するパフォーマンスを発揮します。
1.砂利敷きの駐車場・アパート周り
チップソーで砂利の上の草を刈るのは至難の業です。少しでも地面を叩けば、石が弾丸のように飛びます。 A-76146なら、砂利の上に「置いて」滑らせるだけでOKです。
刃の構造上、小石を弾き飛ばすエネルギーが発生しません。 車のすぐ横数十センチまで攻めても、車体に傷をつける心配がない。この「精神的な安心感」は、一度味わうと手放せなくなります。
2.フェンス・ブロック塀・樹木のキワ
ナイロンコードでフェンス際を刈ると、コードがフェンスに絡まったり、激しく消耗したりします。また、庭木の樹皮を削って枯らせてしまうミスも起きがちです。
グランドトリマは「キックバック」が起きません。 フェンスやコンクリートブロックに刃が当たっても、弾かれることなく、ギリギリまで寄せて草だけをカットできます。 大切な果樹の周りも、樹皮を傷つけずに除草可能です。
3.水たまりや泥地
回転刃を使うと、泥水が作業者の顔や服に跳ね返ってきますが、往復刃のグランドトリマならその心配もありません。 泥ハネを気にせず、汚さずに作業を終えられます。
導入前に知っておくべき「デメリット」と対策
完璧に見えるグランドトリマにも、明確な弱点があります。 購入後に後悔しないよう、ここも正直にお伝えします。
重い。とにかく先端が重い
A-76146の重量は2.0kg以上あります。これにモーター側の重さが加わります。 さらに重心が先端にあるため、持ち上げ続けると腕がパンパンになります。
【対策】 基本的に「地面に置いて滑らせる」使い方が前提です。持ち上げて振るものではありません。 また、マキタ純正の肩掛けバンド(両肩タイプ推奨)をしっかり調整し、腕ではなく体全体で支えるのがコツです。
作業スピードは遅い
チップソーのように「右から左へ一振りで全滅」というわけにはいきません。 バリカンで髪を刈るように、ゆっくりと進める必要があります。
【対策】 「広範囲はチップソー」「危険地帯はグランドトリマ」という使い分け(スプリット式の利点)を徹底することです。 アタッチメントの交換は数秒で終わります。
結論:A-76146は「保険」である
草刈り中の飛び石事故は、弁償問題になれば数万円〜数十万円の損害になります。 なにより、近隣住民とのトラブルは金銭に変えられないストレスです。
MUX01GRMMとA-76146のセットを導入することは、単なる道具の購入ではありません。 「事故を起こさない」という、最強の保険に入ることと同じです。
- 砂利の駐車場を管理している
- 人通りの多い道路沿いの畑を持っている
- 太陽光パネルの下を管理している
もしこれらに当てはまるなら、この投資は絶対に裏切りません。 「飛散事故ゼロ」の安心感を、マキタのテクノロジーで手に入れてください。


コメント