「エンジンがかからない」
「混合ガソリンを作るのが面倒くさい」
「作業後の手の震え(振動)が止まらない」
もしあなたがこれまでの草刈りで一度でもそう感じたことがあるなら、この記事はあなたのためのものです。
長年、エンジン式の草刈機を愛用してきた私が、マキタの電動草刈機(40Vmaxシリーズ)に乗り換えて感じた「衝撃」と「本音」を包み隠さずお話しします。
ネット上の口コミやスペック表には書かれていない、泥だらけの現場で使った人間だけが分かる「リアルな評判」と「デメリット」をまとめました。
これは単なる道具のレビューではありません。あなたの農業から「無駄な時間」を削ぎ落とすための、経営判断の提案です。
【結論】マキタ40Vmaxは「エンジン式の代わり」になるか?
いきなり結論から言います。
マキタ40Vmaxは、エンジン式(25cc〜30ccクラス)の完全な代わりになります。 ただし、これには「条件」があります。
それは、「あなたが草刈りに何を求めているか」です。
もしあなたが「朝から晩まで、休憩なしで荒地を開墾し続けたい」なら、迷わずエンジン式を使ってください。マキタでは力不足ですし、バッテリーが持ちません。
しかし、もしあなたが求めているのが以下の3点なら、今すぐエンジン式を捨ててマキタに乗り換えるべきです。
- 混合油の管理から解放されたい
- 早朝や夕方、時間を気にせず作業したい
- 体への負担(振動・騒音)を減らして、長く農業を続けたい
私が実際に導入して分かったのは、「パワー不足」よりも「得られる時間と快適さ」の方が圧倒的に大きいという事実でした。
マキタ40Vmax vs エンジン式。農家の現場で徹底比較
多くの農家が気にする「パワー」「重さ」「コスト」について、忖度なしで比較します。
【パワー】粘りはエンジン、切れ味はマキタ
一番気になるパワーですが、40Vmax(特にハイパワーモデルのMUN008Gなど)は、エンジン式の25mL〜30mLクラスと同等と言われています。
実際に使ってみた感覚はこうです。
- エンジン式:トルク(粘り)がある。回転が落ちても強引に持っていける。
- マキタ40Vmax:回転数が一定で、スパッと切れる。負荷がかかると電子制御で止まる。
「止まる」と聞くと悪く聞こえるかもしれませんが、これはキックバックなどの事故を防ぐ安全機能です。 通常の雑草や、膝丈くらいの草であれば、パワー不足を感じることはまずありません。ナイロンコードを使ってもバリバリ刈れます。
【重さ】バッテリーは重いが「疲労感」は軽い
カタログスペックで見ると、バッテリーを装着したマキタ機は決して軽くありません。むしろエンジン機より重く感じることもあります。
しかし、作業後の疲れはマキタの方が圧倒的に軽いです。 理由は「振動」がないからです。
エンジン式特有の「ジーン」とくる微振動がないため、長時間作業しても指先が痺れません。これはカタログの数字には表れない、現場ならではのメリットです。
【コスト】3年使えばマキタが逆転する
「マキタは高い」 誰もがそう言います。確かに初期投資はセットで6万円〜8万円かかります。エンジン機なら2万円台で買えるものもあるでしょう。
しかし、ランニングコストで計算してみてください。
- 混合ガソリン代
- 2サイクルオイル代
- 点火プラグなどの消耗品
- ガソリンスタンドへ行く時間と燃料代
- キャブレター詰まりの修理代(または修理する時間)
マキタにかかるのは、わずかな電気代だけです。 毎日草を刈る農家であれば、燃料代とメンテナンスにかかる「時間単価」を計算すると、およそ3年で元が取れます。
買ってから後悔しないために。マキタ40Vmaxの「3つのデメリット」
良いことばかり言っても信用できないと思いますので、私が実際に感じた「痛いデメリット」を3つ挙げます。
1.バッテリーの稼働時間は「実働」で考えるべき
メーカー公称値で「無負荷時 1時間以上」とあっても、現場で草を刈ればそんなに持ちません。 4.0Ahバッテリー1本で、バリバリ草を刈って「実働30分〜40分」といったところです。
広い面積を刈る場合、予備バッテリーは必須です。これがないと、充電待ちで仕事が止まります。
2.雨の日の使用は気を使う
マキタの製品は防滴・防塵(WG)対応ですが、さすがにエンジン機のように「雨ざらしで放置」はできません。 特にバッテリー接続部分に泥水が入るのは避けたいところです。
水洗いも厳禁です(ブロワーで飛ばせばいいだけですが)。「機械は水で洗ってなんぼ」という古い農機具の感覚だと壊します。
3.やはり初期費用が高い
バッテリーと充電器のセットで買うと、どうしても高額になります。 「たかが草刈機に10万円?」と、家族(特に財務大臣である奥様)を説得するのは至難の業でしょう。
この壁をどう乗り越えるか。それが次の章です。
それでも私がマキタを選び続ける「経営的」な理由
デメリットがあっても、私はもう二度とエンジン式には戻れません。 それは、マキタが私の農業経営における「無駄」を排除してくれたからです。
「混合油を作らなくていい」という圧倒的解放感
草刈りをしようと思った時、エンジン式なら準備に5分〜10分かかります。携行缶からガソリンを移し、オイルを混ぜ、給油し、プライマリーポンプを押し、スターターを引く。
マキタなら、バッテリーをパチンとはめるだけ。「0秒」で始動です。 この「心理的ハードルの低さ」が重要です。「ちょっと10分だけあそこを刈ろうかな」という気になれるのです。
「静音性」は最強の武器になる
早朝5時、涼しいうちに草刈りをしたい。でも近所迷惑になるからエンジンはかけられない。 マキタなら可能です。モーター音と草を切る風切り音しかしません。
時間を自由に使えるということは、農家にとって最強の武器です。 暑い日中を避け、早朝や夕方に作業を分散させることで、熱中症のリスクも下げられます。
バッテリー切れは「強制休憩」の合図
デメリットで挙げた「バッテリーが切れる」ことですが、私はこれをメリットと捉えています。 30分〜40分作業してバッテリーが切れたら、人間も休憩する。お茶を飲んで一服している間に、急速充電器なら実用レベルまで回復します。
ダラダラと長時間作業して集中力が切れるより、バッテリー交換のタイミングで区切る方が、結果的に仕事が早く、安全に進みます。
結論:今から買うなら40Vmax一択。おすすめはこの機種
これからマキタを導入するなら、18Vではなく、間違いなく「40Vmax」をおすすめします。 18Vは軽作業には良いですが、農家のハードな使用にはパワー不足を感じる場面が必ず来ます。
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特におすすめなのが、ハイパワーモデルの「MUR013GZ」です。 30mLエンジンクラスのパワーがありながら、低振動・低騒音。Uハンドルモデルを選べば、平地の草刈りは劇的に楽になります。
「高い草刈機を買う」のではありません。 「今後10年間の、混合ガソリンを作る手間と、手の痺れから解放される権利」を買うのです。
あなたの農業を、労働から産業へアップデートしましょう。 まずはこの1台から、その快適さを体験してみてください。
\ MUR013GZ(バッテリー・充電器別売/


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